2017年 09月 08日
満月の夜
こんにちは!
WALL STUDIOスタッフRです!
今年も月が綺麗な時期になってきましたね。
十五夜の日にちも迫ってきました。
◎十五夜とは旧暦の毎月15日の夜のことです。
月の満ち欠けは約15日周期で新月から満月へ、そして新月へというサイクルで繰り返されていますが、
十五夜は満月にあたる旧暦の毎月15日の夜を指し、それは1月から12月まで毎月あったそうです。
そして私達になじみのある中秋の名月とは旧暦8月15日に出る月のことを指します。
なぜ中秋かといいますと、旧暦の7月~9月の季節は秋です。
そのためその中間の8月を「中秋」と呼んでいたことから
「旧暦8月15日の月」を「中秋の名月」と呼ぶようになったのだそうです。
このように十五夜は毎月あるのに、中秋の名月だけお月見をするのは、
月がとても美しく見え、お月見をするのに適している時期だからです。
十五夜という風習は中国では唐の時代から行われており、
そこから日本に伝わってきたもので、平安時代には
美しい月を愛でるという文化として広まっていきました。
その後お供えなどの風習は、月の満ち欠けなどを見て農耕を行っていた農民たちによって
収穫への感謝と豊作を祈るお祭りとして広まり、今のお月見の形が作られたのです。
旧暦の日付は新暦に直すと毎年ずれが生じる為、十五夜の日付は毎年違います。
ちなみに2017年の十五夜(中秋の名月)は10月4日(水)だそうです。
この日ばかりはゆっくりと空を眺めてみるのも良いかもしれませんね。