2016年 10月 13日
肌寒い時期には・・・
WALLSTUDIO スタッフRです。
私事ですが、最近夜コンビニに行こうと自宅をでると、肌寒くて引き返すことがよくあります
その度にそろそろ羽織が必要になってくる時期だなと実感が湧いてきました
この時期重宝するのは薄地で使いやすいトレンチコートですが、気軽に羽織っているコートにも歴史があることをご存知でしょうか?
そもそもトレンチコートとは、イギリス軍の軍用コートとして開発されたものが一般的に広まったものです。
防水加工した生地で作られ、レインコートとしても使用されます。
ところでトレンチコートってパーツが色々付いているけど、どのような意味があるの?と考えたことはありませんか?
以下にまとめてみたので良かったら参考にしてくださいね!
【1】スロートラッチ
本格仕様のトレンチコートに見られる襟裏に収納されている小さなベルト。これは、雨風が入るのを防ぐため、フック留めした襟の上をカバーするためのもの。チン・ウォーマーとも呼ばれます。
【2】エポーレット
もともとは階級を示すバッジを付けたり、双眼鏡や水筒のストラップが滑り落ちるのを防ぐために取り付けられたもの。ファッション的には肩のラインを強調するので、マニッシュな印象を与えます。
【3】ガンフラップ
かつてはライフルを発砲したときの衝撃を吸収するためのもの。今は、前ボタンを上まで留めた合わせ部分を覆う「風よけ」に。右前合わせなら左側、左前合わせなら右のみに付けられています。
【4】ストームシールド
肩から背中にかけて二重構造になった布部分のこと。「アンブレラヨーク」とも呼ばれています。降りかかった雨がコートに浸透することを防ぐために、水滴が滑り落ちるよう、デザインされています。
【5】Dリング
第一次世界大戦当時は軍事用品を下げるために使われていました。今では装飾として形をとどめていますが、ステッチをかけたベルトにしっかりと固定されて強度が保たれているのは、その名残です。
【6】インバーテッド・プリーツ
ひだ山を突き合わせた構造のプリーツのこと。内側のボタンを外すと大きく裾が広がる仕様です。戦場で馬に乗るときに、足の動きを邪魔しないように考案されました。
洋服もアイテムのディテールや背景を知ると、今までよりもっと愛着がわいてきますよ
ぜひファッションでも秋を楽しんでみてください!
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